J.S.Bachに魅せられて…


私が初めてクラシック音楽というものに興味を持ったのは小学生の頃です。クラシック音楽を好きになったきっかけは、ドラゴンクエストのサントラです。オーケストラの迫力あるサウンド、また小編成の室内楽による美しい調べに心奪われた私は、それからというものさまざまな曲を聴いてきました。もっとも小・中学生のこづかいなどたかが知れていますから、はじめの頃はNHK-FMの放送や、図書館でCDを借りてきたりして聴いていました。本格的にCD収集をするようになったのは大学に入ってからです。

クラシックにもさまざまなジャンルがありますが、オペラを除けばたいがいの曲は聴きます。しかし特に私が傾倒しているのはバッハです。バッハというと、特にピアノなんかを習っていた人のなかには、小難しいという印象を持つ人もいるようですが、そういう先入観のない私にとって、バッハの音楽はわかりやすいのです。それでいて奥が深いという一種矛盾したようなところがあります。

そんなバッハの音楽のなかではじめに好きになったのはオルガン曲です。オルガン曲というと、あの「ちゃらり〜」という「トッカータとフーガ ニ短調」が一番有名ですね。オルガン曲を好きになったきっかけは、中3の頃に友人に譲ってもらったパソコン、PC-6601のBASICで曲を演奏させる機能があったので、それにバッハのオルガン曲を入力するようになったころにさかのぼります。PC-6601の音楽演奏機能は今から比べると貧相で、3音しか同時に鳴らすことの出来ないものでしたが、バッハの「小フーガ ト短調」などの簡単なオルガン曲を鳴らすにはちょうど良かったのです。その後、PC-9821を購入し、RAYというFM音源の演奏ソフトに出会ってからは、PC-6601で演奏できなかったような別のオルガン曲を入力するようになりました。実はこのときまでバッハのオルガン曲はほとんど聴いたことがなかったので、入力するときにイメージを確かめるために、図書館でCDを借りて聴いてみることにしたのです。それを聴いてから私は本格的にオルガン好きになりました。確かにバッハのオルガン曲には一聴すると暗いイメージのものが多いかも知れませんが、でもあの吸い込まれるような荘厳さには鳥肌が立つこともあります。ところでその当時RAYで入力した曲、「トッカータとフーガ ニ短調」「ファンタジーとフーガ ト短調」「パッサカリア ハ短調」は今でも残っています。いずれも10分近くある曲なので、はっきり言って興味ない人が聴いても面白くもなんともないかもしれませんが…。

オルガンの次に興味を持ったのはチェンバロです。これは現在使用しているステレオセットを買うために日本橋のオーディオショップを回っていたとき、とある店の店先で試聴をさせてもらったときにたまたま聴いたチェンバロ曲に感銘を受けたのがきっかけです。バッハの鍵盤曲はピアノでも良く演奏されていますが、やはりチェンバロ版の方が良いです。なんというか、まさに心の琴線をかき鳴らされるような感じがするのです。

そのほかにも「ブランデンブルグ協奏曲」や「無伴奏チェロ組曲」なども大好きです。私感として、バッハの曲はメロディーは美しいとは言えない部分もあるのですが、どんな編曲をしてもやはりバッハの曲として聞こえるという個性を持っているように思えます。メロディーの美しさはモーツァルトの曲なんかの方が上だと思うのですが、バッハの曲の方がなんというのか、心に残るのです。私はジャズも好きで良く聴くのですが、ジャズメンの中にもなぜかバッハ好きが多いらしく、バッハの曲をジャズ風に編曲して演奏している人がたくさんいます。それを聴いてもやはりバッハはバッハらしく聞こえるのですから不思議です。

もちろんバッハ以外にも好きな作曲家はいます。同じくバロックの作曲家ではテレマンやヴィヴァルディも好きですし、ヘンデルやラモー、モーツァルトも良いです。あと忘れてならないのはガーシュウィンです。シンフォニックジャズのさきがけと言われる「ラプソディ・イン・ブルー」はとっても好きです。でもなかなかジャズっぽい演奏をしているラプソディ・イン・ブルーは少ないので、今でもCDを探しているところです。

ジャズにもそれこそさまざまなジャンルがありますが、特にピアノトリオとビッグバンドが好きです。ジャズではピアノとウッドベース、それにテナーサックスの音色が好みです。ピアノトリオではオスカー・ピーターソン・トリオなんかの演奏が私好みですね。またウッドベースのロン・カーターも素晴らしいと思います。ビッグバンドはそれこそ'30年代までさかのぼってしまうのですが、曲で言うと「イン・ザ・ムード」「A列車で行こう」「シング・シング・シング」「スウィングしなけりゃ意味がない」などが好きです。


さて、一口にバッハの曲といっても様々な曲がありますから、ここでは私のおすすめ曲を紹介したいと思います。ところでバッハの曲を聴くようになると、曲名の後ろにBWV何番って書いてあることに気づくと思います。これはBach Werke Vergleichnis(バッハ・ヴェルケ・フェァグライヒニス)の頭文字を取ったもので、W.シュミーダーという人がバッハの全作品をジャンル別に分類したときに付けた目録番号です。作曲年代順というわけではないので、単純にBWV1に近いほど古いというわけではありません。この番号を知っていると、輸入盤のCDでも英語やドイツ語にとまどうことなく購入することが出来るので便利です。

・ブランデンブルグ協奏曲 BWV1046〜1051
この曲はいわゆるクラシック音楽のスタンダードとしても有名なので、知っている人も多いと思います。全6曲ありますが、全曲を通して上品な雰囲気を持っていて、私も大好きです。特に第5番の1曲目のチェンバロのソロは何とも言えません。
・管弦楽組曲 BWV1066〜1070
こちらは曲名にはなじみがないかも知れませんが、第3曲のアリアは「G線上のアリア」としてあまりにも有名です。けれどもその他の曲も良いです。ブランデンブルグ協奏曲と比べると、こちらの方がより華やかに聞こえます。ちなみに全5曲ありますが、最後の第5曲は偽作(バッハ作曲ではない)のようです。
・音楽の捧げもの BWV1079
バッハはプロイセン国王・フリードリヒ2世の御前で演奏した際、王自らが与えた一つの主題に基づいて様々な即興演奏を披露しました。そして後日それをまとめて王に献呈したのが「音楽の捧げもの」です。とにかく一つの主題が様々に形を変えて演奏される様は圧巻です。と同時にバッハのフーガの技法がここに集約されていることを感じます。バッハの集大成といえば「フーガの技法 BWV1080」が有名ですが、やや堅苦しいかもしれないので、音楽の捧げもののほうが楽しめると思います。
・無伴奏チェロ組曲 BWV1007〜1012
バッハの時代まで、チェロは伴奏のための楽器という側面が強く、チェロのための独奏曲というのは皆無に等しかったのですが、バッハはこのチェロのために素晴らしい曲を残しました。チェロのバイブルとも言われているこの曲ですが、今世紀初頭にパブロ・カザルスというチェリストが演奏するまでは忘れ去られた存在でした。今ではヨー・ヨー・マなどの活躍もあり、とても有名になっています。私もこの曲はとても好きで、特に疲れたときにはぴったりです。
・無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001〜1006
無伴奏チェロのバイオリン版といったところです。特にパルティータ第3番のガヴォットはよくCMで使われているので有名です。その他の曲も口では説明しにくいのですが、心に響く旋律を持っています。特に音がふっと消えていく瞬間が良いです。
・トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
言わずと知れたオルガン曲です。「この曲は他のバッハのオルガン曲とは曲風が違う」ということで偽作説まであるようですが、私は好きです。確かにまだバッハが二十歳前後の頃の作品なので、荒々しい所もありますが、それがオルガンの調べとマッチして非常に良いです。
・パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
パッサカリアとは通奏低音が鍵となるメロディーを奏で続ける曲のことを言うらしいのですが、この曲もそんな曲です。10分以上ある長い曲なのですが、途中にぎやかになったり、静かに旋律が流れたりと、同じメロディーなのにあらゆるバリエーションが施されていてあきません。
・トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
ハ長調ということからも分かるように、オルガン曲にしては明るい曲調です。バッハのオルガン曲にしては珍しく三部構成で、中間部はしっとりとした曲調ですが、前後はにぎやかな感じで、あんまり暗くなくて良いです。
・トリオソナタ BWV525〜530
これもオルガン曲にしては明るい曲が多くておすすめです。もっともオルガンだけでなく、他の楽器でもよく演奏されているようです。トリオソナタの名は3和音であることから付けられています。
・インベンションとシンフォニア BWV772〜801
ここからはチェンバロ曲です。インベンションは「2声のインベンション」、シンフォニアは「3声のシンフォニア」と呼ばれることからもわかるように、それぞれ2和音、3和音の曲です。ここからわかるように、鍵盤の練習曲としての側面が強い曲なのですが、私は初めて聴いたとき、衝撃にも近い感銘を受けました。こんなに単純な構成でもバッハらしさが至る所にちりばめられていて、しかもそれが私にも理解しやすいので、ほんとにCDがすり減るほど聴いた気がします(注:CDはすり減りません)。インベンションもシンフォニアも15曲ずつで計30曲ありますが、1曲当たり2分足らずしかないので、すぐ聴けると思います。
・半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
冒頭から非常にメロディアスで、いきなり引きずり込まれてしまう曲です。これこそチェンバロで聴くのにふさわしい曲でしょう。とてもきらびやかで好きです。
・イタリア様式によるアリアと変奏 イ短調 BWV989
まず冒頭で鍵となるアリアが演奏され、その後その変奏曲が延々10曲展開されます。その曲が変わっていく様子が非常に面白くて楽しいです。似たような形式の曲に「ゴールドベルグ変奏曲」がありますが、この曲の方が気軽に聴けると思います。
・イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
上の曲と名前は似ていますが、全然別の曲です。こちらはたまにテレビで流れていることもあるので、聞いたことのある人もいるかも知れません。とても華やかで暗くなく、うきうきするような曲です。私もすごく好きです。

では、以下では私の持っているCDの一部とそのコメントを載せます。かなり独断と偏見に満ちたコメントですが、まあ一意見ということで…。

私が主に買っているナクソスというレーベルは1枚800円ほどで購入できるのですが、1997年レーベルオブザイヤーにも選ばれたほど、すばらしいレーベルです。買ってみて思いましたが、普通に「音楽」を聴く分にはこれほどいいレーベルはありません。これまでわざわざ2000円近く出してCDを買っていたのがばからしくさえ思えます。しかもカタログには1000以上のCDが並んでいますし、最新デジタル録音なのも魅力です。まだ売っている店が少ないですが、タワーレコード(ここはちょっと高いのであんまりおすすめしませんが)、堂島のワルツ堂(私はいつもここで買います、おすすめ。ワルツ堂は日本橋にもあります)、阪神百貨店内のCDショップ、川西能勢口駅のCDショップ(名前知らない...)で売られているのを確認しています。私はこれからもナクソスを中心に買っていくつもりです。ただ不満なのはバッハのチェンバロ曲がない(ピアノ盤しかない)ことと、たまにCDプレーヤーでかかりにくいことがある(ごくまれにですが)ことぐらいですね。演奏もすばらしいです。決して有名な演奏家ではありませんが、実力は十分持っている人たちですから、演奏で不満に思うことはまずないはずです。こういった理由から私はナクソスを買っています。

品番作品名作曲者コメント
NAXOS 8.550047ブランデンブルグ協奏曲 第1・2・3番J.S.Bachチェンバロが好きなので第5番のチェンバロのソロ目当てに買いましたが、そのほかの曲もすばらしいです
NAXOS 8.550048ブランデンブルグ協奏曲 第4・5・6番J.S.Bachそのチェンバロのソロがある5番の入った盤ですが、やはり噂通りのすばらしい曲でした。いっぺんで全曲好きになりました。これを聴かずしてバッハは語れない・・・
NAXOS 8.550244管弦楽組曲集 Vol.1J.S.Bachブランデンブルク協奏曲と同時に買ったのですが、こちらもいいですね。バロックらしいわかりやすく楽しい曲です
NAXOS 8.550245管弦楽組曲集 Vol.2J.S.BachJ.S.バッハ作かどうか不明な第5番も含まれています。
NAXOS 8.550184オルガン名曲集J.S.Bachオルガンの名曲集ですが、選曲があんまり普通じゃない気がするなあ。もちろん有名な「トッカータとフーガ BWV565」も入っていますが、ちょっと演奏がゆっくりすぎて、どうもなじめません
NAXOS 8.550651トリオソナタ 第1・2・3番 他J.S.Bachこれは「J.S.バッハ オルガン作品集」の5枚組の中に入っていたのですが、こんな楽しいオルガン曲もあったんですねえ。ちなみに最後に入っている「前奏曲とフーガ BWV543」は結構好きです。
NAXOS 8.550653トリオソナタ 第4・5・6番 他J.S.Bach上の続きです。こちらもこれまでのオルガン曲に対するイメージを払拭してくれること請け合いです。
NAXOS 8.550652前奏曲とフーガ集J.S.Bachまさにオルガンづくし、といった感じがします。中でもBWV542は有名な曲です。
NAXOS 8.550677無伴奏チェロ組曲 第1〜3番J.S.BachこれはNHKで放送されていた「玉三郎 バッハを舞う」という番組で、ヨー・ヨー・マのチェロに合わせて板東玉三郎さんが踊るのをみて、めちゃめちゃ感動して買いました。とってもいいです。
NAXOS 8.550678無伴奏チェロ組曲 第4〜6番J.S.Bachその番組では第5番が使われていましたが、それを含んだ盤です。本当にすごいの一言につきます。こんな風にチェロ弾いてみたいなあ
NAXOS 8.550703フーガの技法 Vol.1J.S.Bachこれはバッハの死により未完のまま終わった問題作です。問題作というのは楽器の指定がなされていないからです。この盤ではオルガンで演奏されています。
NAXOS 8.550704フーガの技法 Vol.2J.S.Bach上の続きです。楽器の指定がなされていないので、弦楽四重奏や、チェンバロによる演奏も聴いたことがあります。慣れないと結構退屈な曲かもしれませんが、奥深い曲だと思います
NAXOS 8.553286音楽の捧げもの BWV1079J.S.Bachこれもチェンバロ目当てでしたが、それ以外もすばらしいです。こんな曲があったとは・・・。是非一度聴いてみてください
NAXOS 8.554217ハープシコードのための協奏曲集J.S.Bachやはりチェンバロ目当てです。4台のチェンバロによる曲ってどんなすごいんだろうと思いましたが、ちょっと期待はずれだったかな。でも何回も聴いてるうちに好きになってきました
NAXOS 8.554422無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 第1集J.S.BachNAXOSにはすでにこの曲の録音があるのですが、こちらはバロックバイオリンでの演奏です。このCDを聴いた瞬間、正直「すごい…」と感じました。これまでこの曲はそう大して好きでもなかったのですが、これを聴いて変わりました。このCDは買いです。
NAXOS 8.554423無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 第2集J.S.Bach2枚目は特にパルティータ第3番のガヴォットが有名です。CMなんかで一回は耳にしたことがあると思います。こちらも演奏に引き込まれます。今のお気に入りです。
NAXOS 8.554602オーボエ協奏曲集J.S.Bachここから下の8枚は、J.S.バッハ:管弦楽曲・協奏曲全集に含まれるCD群です。1枚目にはオーボエやオーボエ・ダ・モーレのための協奏曲が納められていますが、冒頭から「あぁ、バロックだなぁ」と思わせる旋律で、私はめろめろになってしまいました(笑)。やはりオーボエ・ダ・モーレなどの管楽器の音色を聴くと、バロックって良いなぁと感じます。
NAXOS 8.554603ヴァイオリン協奏曲集J.S.Bach2枚目はヴァイオリン協奏曲です。有名なBWV1043ももちろん含まれています。これらの曲は、様々な楽器のために編曲されているのですが、ヴァイオリンで聴くとやはり華やかな印象を受けます。
NAXOS 8.554604チェンバロ協奏曲集第1集J.S.Bachチェンバロの音量はもともと小さいので、チェンバロ協奏曲の編成は必然的に小規模なものになります。ですから非常に透明感のある、良い意味で軽い雰囲気を味わうことが出来るので私は好きです。この第1集ではオーボエ協奏曲集にも収められているBWV1055・1056や、ヴァイオリン協奏曲集のBWV1052のチェンバロ版が収録されていますが、楽器が変わった事による変化を楽しむことができます。
NAXOS 8.554605チェンバロ協奏曲集第2集J.S.Bach第2集は、BWV1064が2つのバージョンで収録されているのがおもしろいところです。主旋律がかたやチェンバロ、かたやヴァイオリンで演奏されているのですが、どちらも良い感じです。
NAXOS 8.554606チェンバロ協奏曲集第3集J.S.Bach同じく第3集です。このCDはなんといっても1曲目のBWV1060がおすすめです。この曲は有名なBWV1043からの編曲(というよりまんまですが…)で、チェンバロならではのきらびやかな雰囲気を楽しむことが出来ます。
NAXOS 8.554607ブランデンブルク協奏曲集第1集J.S.Bachブランデンブルク協奏曲はすでに別のCDを持っているのですが、それと比べるとこのCDの演奏は、かなりスピードが速いようです。そのためやや違和感を感じるのですが、演奏自体は悪くないです。
NAXOS 8.554608ブランデンブルク協奏曲集第2集J.S.Bachその続きですが、やはり演奏は速めです。でも第5番のチェンバロソロはやっぱり良いなぁ…。
NAXOS 8.554609管弦楽組曲集J.S.Bach管弦楽組曲もすでにNAXOSでCDを持っているのですが、このCDの演奏は上のブランデンブルク協奏曲ほど速くなく、優しい響きに感じます。
ARCHIV POCA-3072ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ集J.S.Bachヴィオラ・ダ・ガンバはチェロと似たような楽器なのですが、なんというか、チェロほど華やかでなく、しっとりと落ち着いた音色を奏でる楽器です。チェンバロもバロックの代表的な楽器ですから、その相性は抜群で、落ち着いて聴くことの出来る曲だと思います。私はチェンバロのソロも好きですが、この曲も大好きです。
ARCHIV POCA-3073/4イギリス組曲J.S.Bachイギリス組曲はチェンバロ1台のみで演奏される組曲なのですが、以前から聴きたい聴きたいとずっと思っていたので、ようやく念願がかないました。フランス組曲よりもやや落ち着いた雰囲気ながらも、バッハらしい旋律が随所に見られ、非常に良いです。私はフランス組曲よりもこのイギリス組曲の方が好きです。
ARCHIV POCA-3075/6フランス組曲 他J.S.Bachフランス組曲はすでにコープマン盤を持っているのですが、私的にはこちらの演奏の方が好きです。
ARCHIV POCA-3077小プレリュード集J.S.Bachクラヴィーアのための小曲を集めたCDです。特に「6つの小プレリュード BWV933〜938」はおすすめです。
ARCHIV POCA-3078インヴェンションとシンフォニアJ.S.Bach以前レオンハルトが演奏しているインベンションとシンフォニアに感銘を受けたので、別の人の演奏も聴いてみたいと思い購入しました。このCDではケネス・ギルバートが演奏しているのですが、彼の演奏も悪くないです。ただ使っているチェンバロが、バロックピッチよりもさらに半音低く、現代の調律からすると全音低いので、最初はやや違和感を覚えたのも事実です。
ARCHIV POCA-3079/80パルティータJ.S.Bachパルティータは先のイギリス組曲・フランス組曲とともに、3大組曲と呼ばれています。その中でもパルティータは一番最後に作られた組曲ということもあり、非常に落ち着いた雰囲気が漂う名曲が多いです。一聴して、「あ、これは良いな」と思わせる何かがありました。やはりこれもチェンバロで聴いてこそ、その真価がわかるような気がします。
ARCHIV POCA-3083/4ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタJ.S.Bachその名の通り、ヴァイオリンとチェンバロによって演奏されているトリオソナタ形式の曲集ですが、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタに比べると、やはりふわっと軽くて明るい雰囲気です。
ARCHIV MASTERS 447 297-2半音階的幻想曲とフーガ 他/ケネス・ギルバートJ.S.Bach私が初めて購入したチェンバロのCDです。これでどっぷりはまってしまいました。とにかく録音がとてもすばらしいです。さすがにARCHIVの看板は伊達ではありません。一応輸入盤で買っているので1500円ほどだったと思います。これはお買い得でした。
ARCHIV MASTERS 447 292-2トッカータとフーガ ニ短調 他/トン・コープマンJ.S.Bachこちらも同じくARCHIVレーベルです。これも録音はさすがです。コープマンのオルガンは非常に装飾音が多く、一時期あまり好きではなかったのですが、コンサートに行ってからとても茶目っ気のある人だというのが分かって好きになりました。このCDでは最後に収録されている「前奏曲 イ短調」が良いです。
GRAMMOPHON POCG-7028トッカータとフーガ/J.S.バッハ・オルガン名曲集J.S.Bachこれは私が初めて購入したバッハのCDです。オルガンを演奏しているヘルムート・ヴァルヒャという人は盲目のオルガニストなのですが、20世紀のバッハ演奏に非常に大きな影響を与えた人です。このCDはやや録音年代が古いのが難点ですが、重厚なオルガンの響きは、当時中学生だった私にはかなり衝撃的でした。
GRAMMOPHON POCG-50066J.S.バッハ:オルガン名曲集J.S.Bachこれは上のCDの後継(?)に当たるCDです。録音も比較的新しく、良いです。こういう曲集は私があんまり好きではないコラール等が多いのが普通なのですが、このCDは意外と選曲がマニアックで、あんまり聴く機会のない「トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540」なんかも入っています。サイモン・プレストンという人が演奏しているのですが、良いオルガニストだと感じました。
ERATO WPCS-4609/10平均律クラヴィーア曲集 第1巻J.S.Bachこの曲は、ハ長調からロ短調までの24の調をすべて使って書かれた曲です。そして各調がプレリュードとフーガの2つの部分に分かれていて計48曲から成っています。第1巻は第1番のプレリュードがとっても有名です。特にグノーの「アヴェ・マリア」はこのメロディーを使って書かれたのでこちらの方で有名かもしれません。調の移り変わりがおもしろくていいと思います。
ERATO WPCS-4767/8平均律クラヴィーア曲集 第2巻J.S.Bach上の続き。第2巻は第1巻より22年後、バッハ59歳の時に書かれているので、少し深みのある曲が多いです。私は第2番のプレリュードが好きです。ハ短調で少し暗い曲調ですがとってもいいです。とにかく平均律クラヴィーアは曲が多いので最初は聴いてる途中で飽きてくるかもしれませんが、聴き込むととってもはまると思います。
ERATO WPCC-5022J.S.Bach:オルガン作品集 第1集/マリー・クレール・アランJ.S.Bach私はこのCDではじめてマリーの演奏を聴きましたが、なんというか、変に凝ったところのない、標準的な演奏だと思います(悪い意味でなく)。このCDにはトッカータとフーガやトッカータ・アダージョとフーガ、パッサカリアなど、私の好きな曲がたくさん入っているので好きです。
ERATO 2292-45234-2トリオソナタ BWV525-530/マリー・クレール・アランJ.S.Bachマリーの演奏するトリオソナタです。こちらはCD1枚なので少し演奏が早めです。こちらはどうもバロックピッチのようで、音が半音?低いです。これもかなりいいと思いました。
ERATO 2292-45326-2ゴールドベルグ変奏曲/トン・コープマンJ.S.Bachゴールドベルグ変奏曲といえばグレン・グールドのピアノの演奏があまりにも有名ですが、これはチェンバロです。わたしはもともとピアノよりチェンバロの方が好きなので購入しました。ただ少し演奏が単調な気はします。バロックピッチで、音が半音低いです。
ERATO WPCS-6181フランス組曲(全集)/トン・コープマンJ.S.Bachフランス組曲は、バッハのクラヴィーア独奏曲の中では「イギリス組曲」「6つのパルティータ」にならび有名です。私は後者2つは聴いたことがないのでなんともいえませんが、このフランス組曲は比較的軽やかな曲が多く、親しみやすさを感じました。
ERATO WPCS-5995管弦楽組曲全集/アムステルダム・バロック管弦楽団J.S.Bach管弦楽組曲はすでにNAXOS版を持っていますが、こちらも購入してみました。指揮はトン・コープマンです。この曲は通常CD2枚組になるのですが、このCDでは1枚に収まっています。その分やや演奏が速いのですが、さほど不自然には聞こえませんでした。ただ曲順がばらばらなのはちょっといただけません。何か理由があるようなのですが…。
SONY RECORDS SRCR2426インベンションとシンフォニア/グスタフ・レオンハルトJ.S.Bach前からインベンションとシンフォニアは聞きたいと思っていたのでようやく購入しました。いやあ、素晴らしいの一言につきます。録音が古いのでどうかと思いましたがそんなことは微塵も感じさせない演奏です。レオンハルトはコンサートも行ったのですが、すごい人です。この人の他の演奏も聴いてみたいものです。
harmonia mundi HMX2951278イタリア協奏曲/ケネス・ギルバートJ.S.Bachケネス・ギルバートの名はARCHIVのCDで知っていたので、ふとその名前をこのCDに見つけて購入しました。録音状態も良く、イタリア協奏曲を聴くならこれがおすすめです。値段も1000円ぐらいだったと思います。
NAXOS 8.550026「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 他W.A.Mozaltいわずとしれた有名曲ですね。聴いてると心がうきうきしてきます
NAXOS 8.550092セレナード第8番・9番「ポストホルン」W.A.Mozaltこれはその昔、郵便配達員が鳴らしていたポストホルンを使った曲です。モーツァルトがこの曲を書いた当時、この名手がいたらしいです。
NAXOS 8.550108ザルツブルク・シンフォニー第1〜3番 他W.A.Mozalt一番最初のディベルティメント K(ケッヘルと読みます)136がとても有名です(カーペットのコマーシャルで使われています)。私がこの曲を初めて聴いたのは小学生の頃ですが、最初曲名がわからず、わかってからも、この曲が入ったCDをなかなか見つけることができなかったといういきさつがあります。だから思い入れもひとしおです。
NAXOS 8.550333セレナード第7番「ハフナー」他W.A.Mozaltハフナーセレナーデは初めて聴きましたが、これもいい曲です
NAXOS 8.550413セレナード第3番・4番W.A.Mozaltモーツァルトのセレナーデはどれも本当に美しい曲揃いです。もともと王宮で演奏された曲だからでしょうか
NAXOS 8.550336名曲集 Vol.1J.Strauss Jr.ヨハン・シュトラウス2世の名曲集です。Vol.1は喜歌劇「こうもり」序曲が有名です
NAXOS 8.550337名曲集 Vol.2J.Strauss Jr.Vol.2は名曲揃いです。ワルツ「美しく青きドナウ」、ワルツ「春の声」、ピチカート・ポルカ、トリッチ・トラッチ・ポルカなど、聴いていて楽しくなるような曲が多いです
NAXOS 8.550338名曲集 Vol.3J.Strauss Jr.Vol.3にはあんまり有名な曲はないですね。でもシュトラウスらしい、楽しい曲です
NAXOS 8.550339名曲集 Vol.4J.Strauss Jr.Vol.4はなんといっても「皇帝円舞曲」でしょう。これはだれでも1回は聴いたことがあるはずです。他にも曲の終わりがない「常動曲」や、ポルカ「観光列車」など、うきうきするような曲が入っています
NAXOS 8.550340名曲集 Vol.5J.Strauss Jr.Vol.5は「ウィーンの森の物語」が有名なのかな?(私は知らない・・・)。個人的には「新ピチカ−トポルカ」が良かったです
NAXOS 8.550415クラヴィーア組曲第1巻(第1〜5番)Handelチェンバロ好きになりはじめた頃買ったCDです。ヘンデルのチェンバロ曲は華やかなのが多いですね。特に最後の「調子の良い鍛冶屋」は有名です
NAXOS 8.550416クラヴィーア組曲第1巻(第6〜8番)他Handel上の続き。こちらもヘンデルらしい曲です
NAXOS 8.553724ターフェルムジーク(食卓の音楽)第1巻より 第1集Telemannテレマンの曲は初めて聴いたのですが、バロック的でいいですねえ。いっぺんに好きになりました。まさに食事の時のBGMにぴったりです
NAXOS 8.553791序曲・組曲集Telemann食卓の音楽が良かったので、別のCDも買ってみました。こちらもバロックらしい落ち着いた曲で、とてもいいです。やはり私にはバロック音楽が合っているようです
NAXOS 8.550156リコーダー組曲・ヴィオラ協奏曲 他Telemannさらにテレマンをもう1枚購入。落ち着いた曲が多いです。ちょっと気になるのはヴィオラ協奏曲の2曲目がドラクエ3の城の音楽にとっても似ていることです。もしかしてすぎやまさん、この曲からヒントを得て作ったのかな?
NAXOS 8.553926オルガン作品集 第1集Regerレーガーのオルガン曲は、コンサートで聴いたときすごいと思ったので、買ってみました。思っていたほどではなかったですが、すごいですねえ、濃い!の一言につきます
NAXOS 8.553927オルガン作品集 第2集Reger懲りずにもう1枚買ってみました。やはり聴いててしんどいです。そのうち好きになるかもしれませんが・・・。
NAXOS 8.550271交響曲第9番「新世界より」・交響的変奏曲Dvorakいわずとしれた名曲ですね。やっぱり有名なだけのことはあります。いいです。
NAXOS 8.553583オルガン・ソナタ Op.65Mendelssohn実は埋もれていたバッハのオルガン曲を復活させたのはメンデルスゾーンだったんですね。彼はバッハに大変大きな影響を受けています。このオルガンソナタにもそれが見て取れます
NAXOS 8.553047クラヴサン曲全集 第1集Rameauラモーのクラヴサン(チェンバロのフランス語)曲全集は前から聴こう聴こうと思ってたのですが、やっと購入に踏み切りました。これはいいです。冒頭からバッハっぽい旋律に一気に引き込まれました。おすすめです。
NAXOS 8.553048クラヴサン曲全集 第2集Rameauその2枚目です。ラモーの作曲したクラヴサンの曲は少ないので、確かこの2枚で全曲のはずです。こちらもF・クープランとは対照的に、力強い旋律の曲が多くて私好みです。
NAXOS 8.550961ハープシコード曲全集 第1集F.Couperinフランソワ・クープランのチェンバロ曲を聴くのは初めてでしたが、実にいいですね。とてもきらびやかな曲の連続です。早く続編が出ないかな。
NAXOS 8.550962ハープシコード曲全集 第2集F.Couperinやっと出ました、第2巻。その期待に違わぬ出来です。やはりF.クープランのチェンバロ曲の形容はきらびやかの一言に尽きます。昼下がりにテラスでぼけーっと聴くにはもってこいの曲ですねえ。うちテラス無いけど(笑)
NAXOS 8.554380オルガン作品集 第1集Pachelbelカノンで有名なパッヘルベルのオルガン作品集です。パッヘルベルはバッハよりも1世代前の作曲家なのですが、バッハのオルガン曲に見られるような旋律の原形を見ることができます。私好みのサウンドです。
NAXOS 8.554273ファゴット協奏曲集Danziダンツィという作曲家はこのCDで初めて知ったのですが、ベートーベンと同時代を生きた人です。私はもともとファゴットという楽器が好きなので、思わず買ってしまいました。普段は通奏低音を奏でる縁の下の力持ち的な楽器であるファゴットですが、この協奏曲ではそのファゴットの音色が前面に出ていて、良いです。
NAXOS 8.554471冬の旅Shubertシューベルトの3大歌曲集の中の1つ、冬の旅です。私は実は歌曲・オペラのたぐいはあまり聴かないのですが、なぜか冬の旅だけは好きなのです。おそらく昔たまたま買ったCDの影響でしょう。このCDはあまり奇をてらった演奏ではないので、好感が持てます。英語訳がついているので、ようやく歌詞の意味が少しわかりました。
NAXOS 8.553694初期ヴェネチア・リュート曲集リュートはギターと同じような構造の楽器ですが、音色はギターより優しい感じを受けます。バッハもリュート曲を書いていますが、このCDはイタリアのさまざまな作曲家によって作曲されたソロ(もしくはデュエット)リュート曲を集めたものです。聴いているとなんだか心が穏やかになります。
NAXOS 8.559007組曲「グランド・キャニオン」他Grofeなんというか、わっかりやすい曲です(笑)。グローフェはあの「ラプソディ・イン・ブルー」のオーケストレーションを担当したアメリカの作曲家ですが、彼の作品はまさにアメリカ的と言えます。盛り上がるところはとことん盛り上がる、そういう感じです。また、ミシシッピ組曲は、あのアメリカ横断ウルトラクイズでも使われていたので、ある意味有名かもしれません。

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